HOME > 園日記

園日記

発表会ですね。

この記事を書いているのは12月15日(土)ですが、明日16日(日)は、タイトルにある通り、発表会です。発表会には、「考えるということ」「責任を感じるということ」「お友だちと協力するということ」「身体を動かすということ」そして「達成感を得るということ」すなわち褒められたりすることで自己肯定感を得ることや、愛されているという実感を持つということなどといった、幼児期に必要な全てが含まれているといっても過言ではありません。日々の練習や、お友だちや先生と色々な意見を交わしながら演ずる物語を作り上げていく様子からそのことを強く強く感じます。一人ひとりがその子どもなりの最大限の思いを持って取り組んだ発表会、是非お越しください。 副

防災訓練(避難訓練)。

前回の訓練からあまり経っていないですが、今年最後の防災訓練を12月4日に行いました。今回の設定は「冬場の寒い時期の火事」でした。そのためただ避難するだけではなくて、「寒さ対策として上着の準備をした方が良いのでは、」との意見が職員からあり、早速取り入れてみました。避難先は当初は園庭を予定していたのですが、天候が良くないことと、風邪をひいている子どももいたので急きょホールへの集合としました。子どもたちは静かに粛々と先生の指示に従ってホールへ移動し、そこで先生がまとめて持ってきた上着を着ました。上着の準備はまずは子どもたち自身の避難を先に行い、人数確認と安全確認を行ったのちに、先生が各部屋に上着を取りに行く、という手順で行いました。今回はほとんどおしゃべりもなく、迅速にホールに集合することができました。副

アート。

この写真が何か分かりますか?先日泊まりがけの出張から園に帰って来たときに発見しました。場所は1階から2階に上がる階段の踊り場のガラスです。ずいぶんと寒くなってきたのでガラスが曇ることが多くありますが、それを見た誰かがおそらく指でチョコチョコとしたものと思われます。これを見たときにすごく和みました。かわいいでしょ?でも何が書いてあるのかは、正直分かりません。副

避難訓練。

11月27日(火)午後1時45分、地震発生、そして地震による火災も発生。
 
 

 

上記の設定で行った避難訓練、子どもたちは火災による煙対策のために、ハンカチを口にあてて園庭に集まります。

最初の放送から約10分、全員が園庭に集合しました。時間は申し分なかったですが今回は少し、お話しする声が聞こえましたので残念、満点ではありませんでした。

さて、避難訓練ですが、当園では今年度より毎月行うようになりました。そのことに伴って、訓練の設定も変化します。例えば今回のような、地震と火事を合わせた場合もあれば、地震だけの時もあり、不審者対策の訓練も今後計画しています。と、いろいろ偉そうに書いてきましたが、昨年の大地震までは、避難訓練・防災訓練は年中行事の一つに過ぎなかったように思います。教職員のモチベーションも、けしてすごく高いわけではありませんでした。

あの大地震の衝撃は計り知れないものがありました。衝撃が大きすぎて、園内ではあえてそのことに触れないようにしている空気があったように感じます。子どもたちに与えた影響もとても大きかったと思います。毎日のようにテレビで流される津波の映像、なすすべなく波にのまれ流されていく人たち、圧倒的な自然の破壊力を目の当たりにして、不安定になった子もいたようです。

幼稚園として訓練の数を増やせばそれでいいというわけではないですが、回数を増やすことで、より危機対応の意識を園全体で高め、いざというときの行動が最大限円滑に行えるように、お預かりした子どもたちを確実にご家族のもとにお返しできるように、今後の訓練も真剣に取り組んで行くことしかできないです。他に何が出来るだろうか、そんな事ばかりを考えています。  副

文化祭。

11月10日(土)は文化祭です。この日記を書いているのは前日の9日(金)ですが、朝から各教室や2階ホール、そして3階ホールと飾り付けや展示をおこないました。その前から各クラスの文化祭役員の保護者さん達も連日来られて奮闘されていました。文化祭前の大掃除でも園内のすみずみまできれいにして頂きました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。 文化祭で展示されている子どもたちの作品、しっかりと一人ひとりの個性が表れています。年少さんのご家族は、幼稚園での初めての文化祭ですからどうかしっかりとお子様の作品をご覧になってください、そして作品を作った子どもたちの頑張りを褒めてあげてください。とはいってもここでこのような事を書かなくても、自然とそうなると思います。

年中さん、年長さんのご家族は、前年、前々年の作品を思い浮かべながらご覧になってください。各々一人ひとりの成長がはっきりと見えると思います。そして作品を作った頑張りについてもさらに上手に説明してくれると思いますのでお話を聞いて、頑張りを褒めてあげてください。とはいっても自然とそうなると思います。

そして、是非他の学年の子どもたちの作品も改めてご覧になってみてください。きっと色々な事が思い出されたり、浮かんできたりすると思います。

みな、素晴らしい感性でもって楽しく制作に取り組んだ結果です。

食べる楽しみ。

先日、学園の野菜畑で採れたさつまいもを使った「さつま汁パーティー」がありました。「美味しく・楽しい食事を」とは良く耳にするフレーズですが、そのためにどんなことが大事なんでしょうね。 子どもたちがお友だちとワイワイしながらさつま汁やおにぎりをパクパク食べている様子を見ていると、こちらも嬉しく楽しい気持ちになってきます。「おいしいね」とひと言交わすとあら不思議、楽しい空気に包まれます。忙しかったり考えることがあったりすると気もそぞろになってしまいますが、ほんの一言、一つのアクションで頭の切り替えが出来ることもありますよね、もちろん出来ないこともありますけども。 それにしても子どもたちが食事をしている姿は本当に可愛いものです。なんというか、全力で食べている!という表現が頭に浮かびます。   ちなみに写真はさつま汁パーティーのひとコマです。  副

前回からの続き。

前回の園日記において、「京王幼稚園の特色」について書かせていただきましたが、その続きです。

小学校に上がる前の子どもたちに必要な教育とは何なのでしょうか?ひとつ言えることは、「子どもが自分自身を肯定出来ること」ではないかと思うわけです。では肯定出来るためには何が必要なのでしょうか?それは「生まれてこなきゃ良かった」と思わせないことです。では生まれてこなきゃ良かったと思わせないためにはどうすることが重要なのでしょうか?それは「その子ども自身の存在そのものを愛している人がいる」ことに尽きるのではないでしょうか。例えばスポーツや勉強を一生懸命やって、一番を目指すことは素晴らしい事ですが、一番はその字の通り、一人にしか与えられない称号です。では一番を目指してなれなかった子どもはダメなのでしょうか?そんなことはないわけですよね、何かを達成しようとする「努力」はこれから先の人生を生きていくうえで常に必要となることですし、他者と切磋琢磨して、刺激を受けて物事に取り組んでいくことはとても意味のあることです。子どもたちには計り知れない可能性の広がりがあります、ですから頑張ったうえで一番になれなかったとしても、その努力する過程で得たものは物凄く大事なんだ、ということを伝えていきたいのです。努力する過程で出会う人や事柄、自分との対話など、その後の人生を豊かにする要素は無限にあります。全ての子どもたちには幸せになってもらいたいですし、夢や希望を持ち続けていて欲しいのです。就学前の幼児期=幼稚園時代というのは人間の人格を形成する上で最も重要であり、取り返しの効かない時期です、であればこそ、あえて何かに特別に力を入れている、とは申し上げたくないのです。

とはいえ教育の中心に据えている事はあるんですね、それは「いのち」についての学びです。とはいえ、具体的にそのことについての活動を始めたのは昨年からなのですが、その活動というのは「栽培」です。栽培と言えば、「さつまいも」やプランターで育てる「キュウリ」や「プチトマト」などは以前から行っていましたが、昨年から「トウモロコシ」も始めました。そして今年からは新たに「ジャガイモ」の栽培もおこなっています。サツマイモについては時折バスで出かけて様子の観察などを行う程度ですが、トウモロコシとジャガイモについては苗や種イモを植えるところから子どもたちに行ってもらいます。その後は成長の様子を観察したり、草を取ったり小石を拾ったりしていきながら関わっていきます。だんだんと大きくなり、例えばジャガイモの花を見て感動したり、バスの運転手さん達が虫よけに張ったネットに驚いたりして、そしていよいよ収穫となります。ジャガイモが砂の中に埋まっているということ、トウモロコシが地上でなっているということなどを学んでもらい、トウモロコシについては収穫したあとのものを畑から引き抜いて集め、それが「堆肥」となって次の年のそれぞれの作物の栄養になるのだということまでを子どもたちに伝えます。それだけではなく、栽培には出来るだけ化学肥料を使わないようにしているので、虫が食べているものも多くありますが、そのことも子どもたちにとってはとても大きな経験になると考えています。畑にはそれこそ無限の「なぜ?なに?どうして?」が埋まっています。もちろん収穫した作物は、幼稚園で子どもたちにも手伝ってもらいながら調理し、そして食べます。子どもたちは自分が関わった、育てたという気持ちがあるので愛おしそうに作物を両手で抱えている姿もとても可愛いものです。

収穫量がある程度あれば、少しでもお家に持って帰ってもらい、親ごさんと一緒に食べてもらうようにしています。そのときにきっと沢山のお土産話を聞かせてくれると思います。栽培は、いのちというものに対する考え、例えばジャガイモやトウモロコシやサツマイモも「生きているということ」そして「そのいのちを食べて自分たちが生きているということ」何より、「慈しみの気持ち」が深く養われるものだと考えています。畑に植えて、それがだんだんと成長し、そしてやっと食べられるようになるまでの長い過程や、沢山の人の力で出来ているということ、このことも必ず伝わると思います。そういった事が、前回にも書きましたが、100年以上前から変わらない、幼児教育の基本であるのだと思います。 もし、この文章を読んでくださっている方がいて、少しでも京王幼稚園の考え方に共感していただけたなら嬉しいです。  副

平成25年度新入園児募集中。

またまた久しぶりの更新になります。

タイトルの通り、10月1日から受付を開始していますが、説明会に来られた保護者の方から

こんな質問を頂くことがあります。それは「京王幼稚園の特色とは?」といったものです。

特色、特性、力を入れていること、という意味合いで聞かれていると思うのですが、そのことに対して

私はこうお答えします。「何かに特化している事を否定はしませんが、それよりもまずはこの時期にしか出来ない

生きるための基礎力を育成することに力点を置いた教育を大事だと考えています」。

ではその基礎力とは何なのか?それは「5つの領域」とそこに付随する「15のねらい」というものです。

ではでは「5つの領域」とは何なのか?それは「健康」「人間関係」「言葉」「環境」「表現」です。その「5つの領域」に

各3つずつの「ねらい」があり、全部で「15のねらい」となります。

ではではでは、それらの具体的な中身とは? 例えば領域「人間関係」においては「自分の力で行動することの充実感を味わう」

といったものがあります。例えば領域「表現」においては「いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性を持つ」

といったものがあります。この「感性」を私たちは非常に重要であると考えています。ではなぜ重要なのか?それは

「感性」=「感じるちから」というのは、対象に対する「なぜ?なに?どうして?」といった関心が無ければ生まれ得ないもの

だからです。

例えば人間関係(お友だちとの関係性など)においても相手に関心が無ければ信頼感や愛情は生まれにくいでしょう。

例えば健康についても怪我をしたお友だちに関心が無ければ「痛くてかわいそうだ」「何とかしてあげたいな」といった思いは

生まれにくいでしょう。

例えばお友だちに関心が無ければ「言葉」という意思伝達のための手段がおろそかになるでしょう。

例えば自然の変化などに関心が無ければ「環境」の変化に気付きにくくなるでしょう。

例えば「環境」の変化に気付きにくければ、自分の思いを、感じたことを「表現」する意欲や機会が減り、表情が豊かでなくなるでしょう。

長くなってしまいましたが、「これまでに述べた事を最も大事と考えて、子どもたちをお預かりしている」ことが京王幼稚園の特徴ですよ、と

お答えしても、なかなか伝わりづらいようには感じますが、それが私たち緑が丘学園の信念であり、幼児教育が日本で始まってから

100年以上が経過しても変わらぬ幼児教育の礎であると思い、日々の保育・教育に取り組んでいます。  副

親子遠足を終えて。

またまた久しぶりの更新になります。少し前の事ですが、5月24日(木)に、新発田にある五十公野公園に、幼稚園で親子遠足に行ってきました。天候にも恵まれ、ただ紫外線は強い時期ですので、お母様方は色々と大変だったかもしれませんね。

幼稚園から出発する時からこども達は大はしゃぎでした。公園に着くと、自然に恵まれた広い素晴らしい空間で思い切り伸び伸びと遊ぶことができたのではないでしょうか。同行されたご家族の方々も、そんなこども達の姿に改めて成長を感じられた事も沢山あったことと思います。大きな観光バス、ドライブ、お弁当に広い公園、そして何よりご家族と一緒であるということ。こども達が大喜びする要素がテンコ盛りです。それらはごく当り前な事のようではありますが、そういった当たり前の事が難しい社会になってきているような気がします。ですがそのような社会の中において、こども達、というのは社会を照らす、光・宝物です。そんなこども達と出会い、また、ご家族の方々とも出会えたということはそれこそ奇跡な訳でして、その奇跡に感謝しながら、こども達の健やかな育ちのお手伝いを全力でしていこう、そんな事を考えながら、親子遠足の様子を眺めていました。こども達は一人ひとりが異なった個性を持ち、一人ひとり皆輝きを持っています。遠足に対するテンションも違いますし、疲れるタイミングも全て違います。その違いこそが一人ひとりの唯一無二の価値なんだということを改めて実感させてもらえた遠足でした。こども達とご家族の皆様、お疲れ様でした。     副

平成23年度卒園式を終えて。

久しぶりの園日記になります。

3月20日 春分の日の祝日に、69名の年長さんたちが京王幼稚園を巣立って行きました。担任の先生から名前を呼ばれ、「はい!」と元気よくお返事をし、壇上に上がって園長先生から修了証書を受け取る姿を眺めながら、入園してきたときの様子を思い出していました。なかなか幼稚園生活になじめずに泣いてばかりいた子、いくらか慣れてきたかなと思ったら、ふとした事でお母さんお父さんを思い出して涙があふれてきた子、途中からの入園で緊張していた子など、69名の人数分の思い出がよみがえります。そして69名がそれぞれに立派に、本当に立派に成長した姿に改めて感無量になりました。情けない事ですが、涙と鼻水でハンカチがぐしゃぐしゃになってしまいました。目頭をハンカチでおさえられている保護者の方たちの姿を見てさらに涙と鼻水が大量に出てきてしまい、収拾がつかなくなってしまいました。

今現在の子どもたちを取り巻く社会情勢は、けして明るい事ばかりではありません。国債残高の天文学的な数値、税収の減少や増税の問題などです。これからそう遠くない未来において、子どもたちは社会を担っていく存在です。そのときに私たち大人が、後進である子どもたちに継承していく社会がどう変化しているのかは分かりません。分かりませんが、ほんの少しでもいいから希望と喜びを持って自分の人生を歩んでいける人であってもらいたい、そうあるための礎として、京王幼稚園で過ごした時間が少しでも生かされれば、その事に勝る喜びはありません。

最後に卒園児たちへ

君たちと出会えたことは、京王幼稚園の先生たちにとって、最高の喜びであり、一つの奇跡でもあります。君たちは幼稚園で沢山の事を学び、立派に成長しました。これからの君たちの人生において、本当に色々なことが待ち受けていると思います。それは楽しい事もあれば嬉しい事もあり、またそうではない事も多くあるでしょう、そして成功することもあれば失敗することもあるでしょう。沢山の事に挑戦し、沢山の経験をしていって下さい。沢山考え、沢山悩んで下さい。進むだけではなく、立ち止まることもあるでしょう。場合によっては後退することもあるかもしれません。その他にも沢山の喜怒哀楽が、君たちを待ち受けていることでしょう。ですがこのことだけは覚えていてほしいのです、それはね、『君たちの存在は、私たち京王幼稚園の先生たちにとって、これから先もずっと誇りなんだよ』という事。

本当に、卒園おめでとう。

 

※写真を撮るつもりでしたがすっかり忘れていたため、文章だけになってしまいました。申し訳ございません。                                                                               副

このページの先頭へ